オアダイ、カレーとの出会い。



―なぜ、スパイスカレーなのか?―
遡ること10年。(オアダイ21歳の頃でした)
長髪で今より20キロ近く痩せてました…。
ご覧のとおり、ぼくは長髪の“いかにも”なミュージシャンとして、 ありがたいことにレーベルに所属して活動する日々を送っていました。 貴重な収入源として、三ヶ月に一度の印税も雀の涙ほど…。
贅沢にごはんも食べれない日々。 そんな中で、僕を支えてくれていたのは、そう。
え!?嫌いだった?!
そうなんです。 別に特別な理由なんてないんだけど、あえて選ぶ理由もなかったというか、 カレーを食べて「美味しい!」と思うことが無かったのです。 ―カレーとの出会い― 当時は友人と三人、東京は中野区にて、 築60年程の4DK一戸建てにて、シェア暮らしをしていました。中野の家。今は取り壊されて駐車場に…。

特に強い影響を受けたのがジョージ。
それらをロックミュージックに取り入れ、当時の音楽に画期的な影響を及ぼします。 どこか宗教的で、ドラッギーではないサイケデリックなアプローチとでも言いましょうか。 昨今では様々なポップミュージックにも取り入れられるほど、 (日本だとユザーン氏が代表ですね。) https://youtu.be/MUaNz9M8fs8小さな太鼓のようなものがタブラ。叩いてるのがユザーン氏。
今では現代音楽や、ヒップホップなどにも使われるほど。 インドの伝統音楽は全世界の音楽フリークに愛されている、民族楽器のひとつです。 そんな音楽的なルーツもあり、ぼくのなかでインドという存在がとても大きく 偉大なものでした。 今になって感じるのは音楽とカレーはとても相性がいいなぁということです。 事実、元バンドマンがやってるカレー屋は何軒もありますよね! かつてのぼくは書物やネットでしか知ることの出来なかったインドカルチャーの生々しさをC氏が鮮度抜群で輸入してくれたおかげで、今のUNKNOWNの出会いにも繋がったのです。 ―カレーとオアダイ― “嫌い”だったはずのカレーがシンプルに“知らなかった”だけなんだと気付くのです。 そこで腑に落ちたのが、 インドやカレーの背景やなんかを知らずして、「カレーうんめぇ!」なんて言えなかった、ある種のプライドの高さが影響していたんじゃないかと…。 みんなが口をそろえて「うんめぇ!」って言うもんだから、 ひねくれもののぼくは“口が裂けても言わんぞ”みたいなソレもあったのかと…。 今では、 “猪突猛進にカレー道をひた走る男”になったというワケナノデス。照 つづく。 文:オアダイ 編集:保坂 【UNKNOWN KYOTOプロジェクトブログはこちらから!】 https://unknown.kyoto/